玄関に置くものに合わせて決めよう!玄関の広さや方角を決める上でのポイント

人数や靴の数で玄関の広さを決めるのが好ましい

家造りをする際、リビングルームや寝室、キッチンなどのスペースを重視しすぎて玄関スペースの広さを軽視している人もいるのではないでしょうか。玄関は自分や家族以外の人が訪問したときにも必ず利用される場所であるため、狭すぎるのは好ましいとは言えません。例えば家族の人数で広さを決めるのは有効な手段です。4人家族であれば4人プラス1人か2人程度の人間が入れるスペースを確保するのが良いでしょう。1人か2人分のスペースを確保しておくことで、ゆったりと玄関を使えます。また他人が訪れたときにも余裕を持って利用してもらえます。他にも靴の数で玄関の広さを決めるのも効果的です。靴が多いのに玄関が狭いと見栄えの良い玄関にはなりません。靴がスッキリと収納できるような玄関の広さが理想だと言えます。

何処を重視するかによって方角は決まる

玄関の方角を意識している人もいるかもしれません。玄関の方角を決める場合には何処を重視するかを考えるのが大切です。例えば日当たりの良さを重視したいのであれば、南向きの玄関が好ましいでしょう。玄関先に花壇を作りたいのであれば、南向きの玄関が良いと考えられます。しかし、直射日光が当たりすぎると玄関ドアの劣化に繋がることも考えられるので、向かいの建物とのバランスも意識した上で南向きの配置が好ましいかを判断するのが重要です。北向きの玄関を選択した場合はリビングルームや寝室、庭、ベランダなどの日当たりが良くなりやすい傾向にあります。特に庭やベランダの日当たりが良いと洗濯物が乾きやすいというメリットが得られます。北向きの玄関は冬の外出時に寒さを感じやすいので注意が必要だと言えます。