使いやすい洗面所にするために!収納スペースの種類とポイント

鏡のタイプで収納が変わる

洗面台の周りは、歯ブラシや化粧品、スキンケア用品などで雑多な雰囲気になりがちです。家造りをする際、すっきり使いやすい洗面所にするためには収納スペースの確保が欠かせません。最近のスタンダードな洗面台の場合、手洗いの下側に収納スペースがあるだけでなく、鏡が扉になっていて、その内側に収納できる「ミラーキャビネット」タイプが多く見られます。このスタイルの洗面台は小スペースでも設置しやすく、更に鏡を閉めれば小物が全て隠せるためおすすめです。 ミラーキャビネットタイプではない洗面台で、サイドに棚がついているタイプも比較的よく見られます。このタイプの最大のメリットは、棚の物をすぐに取れるということ。反対に置いているものは丸見えなので、なんでも適当に置くのではなく、できるだけ毎日よく使うものを並べるように意識しておきましょう。コップやボトルの色などをできるだけ統一できると、すっきりした見た目も維持できます。

洗面台下の収納スペースを活かそう!

洗面台下の収納スペースは、一般的には、観音開きの扉タイプか引き出しタイプのどちらかであると考えられます。扉タイプの場合は、配水管の周囲も含めてスペースが確保できるため、より多くのものをしまうことができます。ただし、奥の方においた物が取り出しづらく手間がかかるといったデメリットもあります。引き出しタイプの場合、奥のものでも楽々と取り出すことができますが、配管の部分に干渉しないよう設置されているため、その分だけ収納スペースは少なくなります。

扉タイプの場合は、自分のお気に入りのカゴや、突っ張り棒、可変式の棚などを中に設置して、収納に工夫するとすっきりさせられます。またどちらのタイプであっても、サイドにフックなどを取り付けて、吊り下げるようにすると見えづらいところを活かした収納ができるでしょう。