玄関に土間や吹き抜けは必要?メリットとデメリット
玄関の吹き抜けについて
家造りの際、玄関に吹き抜けを作るメリットとして1番に挙げられるのは、開放感です。高い位置に窓を設置すると、近隣の建物からの影響を受けにくくなります。光を取り入れやすい、明るく広々とした玄関になるでしょう。さらに、吹き抜けのある玄関では、おしゃれな窓や照明を選ぶなど、空間を上手く活用しながら自由に演出することも可能です。デザイン性に優れた、魅力的な玄関が完成します。一方、吹き抜けのある玄関にするデメリットは、お手入れにかかる手間です。照明器具と窓が高い位置にあるので、交換や掃除といった作業は難しくなるでしょう。 また、断熱性能が低い玄関に吹き抜けを作ると、家全体が寒くなってしまいます。玄関に吹き抜けを作る際は長持ちするタイプの照明を選ぶなど、デザイン性だけでなく機能性にも配慮するようにしてください。
玄関に土間を設けるメリットとデメリット
玄関の土間のメリットは、外で使うものを置きやすいことです。具体例として、ベビーカーや子どものおもちゃ、車椅子などが挙げられます。悪天候による影響を受けないほか、土などの汚れを気にする必要もありません。また、玄関に土間収納を設けることで、日常的に外で使うものが出し入れしやすくなるという効果も得られます。さらに、玄関の土間は屋外と室内とをつなげる空間であるため、レインコートの脱ぎ着などの身支度の場としても活躍するでしょう。
一方、玄関に土間を設けるデメリットは、寒さと湿気です。夏は涼しいものの、冬には屋外からの冷気が伝わってきて冷えてしまいます。断熱材や調湿効果のある壁材の使用、こまめな換気といった対策が欠かせません。